フルイドアートとは
英語で「fluid art」と書きます。液体状のアクリル絵の具の流動性で描くアートです。想像できない絵の具の動きが作る模様が美しく、初心者でも簡単に家に飾りたくなるようなアートを作ることができます。
準備物
1. アクリル絵の具(お好きな色)
2. 洗濯のり
3. キャンバス
4. クリアカップ(紙コップ)
5. 割り箸(混ぜれたらなんでもOK)
6. ビニール手袋
<なくてもOK>
7. アロマオイル
8. マスキングテープ
家にあったもの+ダイソーで買ったので1000円弱で揃えることができました。
では早速作っていきます。
手順
汚れ対策
汚れても良いように床を保護しましょう、
私はゴミ袋の上に新聞紙を敷きました。新聞紙だけでは絶対に下に染みてしまうので注意。
気づかないうちに絵の具がついてしまうので汚れても良い服の方が安心です。
キャンバスの裏をマスキングテープで保護
キャンバスを裏返してフチをマスキングテープで保護します。
裏側なんて気にしな~いって人は飛ばしてOKです。
洗濯のりと絵の具を混ぜる
今回用意した色は茶・黄・緑・白の4色です。
この絵の具はダイソーのものですが、セリアの方が品揃えいいみたいです。
洗濯のりと絵の具を1:1の割合で混ぜます。
アロマオイルを入れる人は2~3滴加えましょう。
淡い色の作品にしたかったので白にちょっとだけ色を混ぜて作りました。
(これが幸か不幸か想定外の作品に仕上がりました笑)
4色準備したのもがこちら。
ダイソーの茶色は赤みが強くて白と混ぜるとピンクっぽくなりました。
色のチョイスこれで大丈夫かな…。
それぞれの絵の具をひとつのカップに混ぜる
絵の具の準備ができたらひとつのカップにまとめます。
何層にもなるように少しづつ交互に入れましょう。
この時の絵の具の入れ方で、すでにアートがはじまってます。
なんかメルヘンな色。
絵の具をキャンバスにひっくり返す
と、その前に作品を乾かす時用にコップを4つ並べておきましょう。
直接新聞紙の上に置くと張り付いてしまいます。
準備ができたらいよいよキャンバスに絵の具をひっくり返します。
ドキドキ
ドキドキ
パカッ
…。
思ってたのとちがーーう(笑)
全体に広げる
YouTubeで見たやつと全然違う。
流動性が描く模様とは…。
早速失敗したかと動揺しましたが、絵の具は待ってくれないのでキャンバスを傾けながら全体に広げていきます。
それにしてもアロマオイルのおかげでいい香りが漂ってます。
写真じゃわかりづらいですが、実際に見てみるとピンクがかった朝焼けのような淡いグラデーションが綺麗です。
これはこれでいいかも。
模様が出なかった原因としては…
・絵の具の量が少なすぎた?
1:1と言っておきながら1:0.5くらいしか混ぜなかったです…
・色が淡すぎると色の境目が出ない?
どちらが原因なのかはっきりとはわかりませんが、おそらく後者…
絵の具を足して再挑戦
気を取り直して絵の具を足して、色を濃くして再挑戦します。
今度は上手くいきますように
ドキドキ
パカッ
おぉ!いいじゃん!
いい感じじゃん!
これだよこれ!これがフルイドアート!
アロマオイルの丸い模様も出てるし、波打つ模様も綺麗!
この時の傾け方でもいろんな表情が出てきます。
絵の具が足りなかったので四隅に少し追加。
キャンバスの側面まで塗り残しがないようにしましょう。
広げている間に模様が伸びてしまいました。
が、1回目に比べるとめちゃくちゃ成長しました。
珊瑚とエメラルドグリーンの海っぽくて綺麗。
ふたつ並べてみるとこんな感じ。
朝焼けの空(左)と南国の海(右)ができました。
一晩乾かした後、部屋に飾ってみました。
うん、いい感じ!
次やる時気をつけるポイント
→淡い色の作品にしたい場合は、絵の具を淡い色にするのではなく、ひとつのカップに集める時に白の割合を多くして他の色を挟むように層を作る。
→ダイソーの273mm×220mmのキャンバスであれば、215mlのクリアカップ7、8分目くらいあれば十分ではないでしょうか。絵の具を2つに分けて、2箇所でひっくり返すのも面白そう。
感想
今回このアートをやろうと思った理由は、結婚したら夫婦で一緒に作ったものを飾りたいなと思ったからです。
初心者でも簡単に家に飾りたくなるようなアートが作れそうだったので、これだ!と思いました。今回はそのための練習をした次第です。
作品を作っている間ずっとアロマのいい香りがして癒されました。
完成した作品を飾ると部屋がパッと明るくなって、おしゃれな空間に。
そして、そんな作品を自分で作れたと言う満足感(笑)
いい休日の過ごし方だったなーと思いました。
材料費も500円~1000円程ですし、30分~1時間くらいで手軽にできます。
ちょっとした息抜き、夫婦や親子で一緒に楽しむにはぴったりなアートです。
ぜひ皆さんも作ってみてください。
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